『3つ子の魂百まで』という言葉があります。
3つ子とは、数えで3歳のことをいい、24ヵ月~35ヵ月児のことです。
この時期がどんなに大切かをあらわす言葉です。
線のない図形にマグプレートを置いていきます。図形遊びをしながら、直角のいちに注意したり大きい図形から置いていったりという基本的な方法をマスターします。頭の中で補助線を引くことが必要となります。線の長さ、角度への注意がはじまります。
2歳児でも指先能力は完成可能です。「ぬりえ」「運筆練習」「絵描き歌」「切り絵」「折り紙」で楽しみながら指先能力を育てます。
基本的知的能力とは、空間・位置・構成・視野の広さなどの能力を総合したもので、三次元空間把握能力のことです。大小・内外・長短・高低・上下・前後・半分などの理解の土台をつくります。
1~3、1~5の数の認識能力を育てることが目標となります。数量認識ができれば、加減算などに効果があらわれます。
この時期は言葉が驚異的に増え、おしゃべりになってきます。本物の言語能力は生活の中で育ちます。部分的認識ではなく、生活の中で育てるようにします。