5～6歳児で人間的知的能力のすべての基礎的な完成が可能です。
学校教育の方法（上意下達的に知識と技術を一方的に教え込み、それをどれだけ覚えているかという教育方法）に馴染まないうちに、一生役立つ、生きていくに必要な問題解決能力や学ぶ力を育てておきたいものです。
4種類の図形遊びのお手本が完全にできるようにし、12種類の平面図形の名前を覚え、直角を見てとり、頂点・辺・角といいう図形の3要素を理解し図形を見分ける能力を育てます。それが空間把握能力と関連し学び・考える力の基礎能力となります。
ちょうちょ結び、お箸で大豆が摘めるようにします。折り紙を手本を見ながら折れるようにします。その他、切り絵などでハサミを上手に使えるようにします。全体把握能力、先見性が育ちます。
指先・図形能力の完全な完成、空間の三次元的把握能力の完成は現実を観察する力を正確にします。正しく観察されたものが、正しく考える基礎なり、正しい判断・思考・創造を生みます。
20までの数の認識・命数法（例えば，「にひゃくさんじゅうご」というように数を言葉で表す方法）・記数法・加減暗算能力を育て数量感覚を育てます。
文章を読む事が目的の言語能力はこの時期に完成します。文字の一つ一つを読むのではなく意味を読めるようにします。ひらがな・かたかなを書く練習をします。
